アイヌモシリで原点に還る

もう、8月も終わりましたね。
毎年この季節はあっという間に過ぎ去ります。

今年は、8月14～16日で遂に
念願の二風谷へアイヌモシリ一万年祭
へ参加してきました。
主宰者のアシリ・レラさんは語ります。

「一万年前は全ての民は神の子で、大地は
ウレシパ・モシリ（互いに育ち、育み合う大地）で
あったのに。人間は欲のために殺し、奪い合い、
血と破壊の歴史は繰り返された。
一万年前の原点に戻ろう」


22年前から繰り返されているこの祭り、なんと今年は10年ぶりの嵐に見舞われ
私が到着する2日前は避難勧告が出ていたそうです。

なので会場はこんな感じ。

常に私も泥だらけで
なんだか楽しくなってきました。

アイヌの衣装をまとった子供達が可愛い。
屋台のサモサは\50！
たちまち売り切れ

滞在最終日の午前中は晴れに恵まれて
帰る前に河原でたくさんの人、犬達と
チャプチャプ入って(服のまま飛び込んでる人も多数ww)
水の恵み、大地の恵みをわかちあった事が忘れられません。

アイヌモシリ一万年祭は
一言で言うと正に
「時間を外した空間」

ゆっくりとした時間の中で
濃厚な体験が出来ました。

原点に戻れた場所。
たくさんの大切な記憶を呼び戻してくれる場所です。

次回はもっと長く滞在したいな。

風の谷
二谷風。